さかなログ

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調べたこと、感じたこと、やってみたことを綴る備忘録的日記ブログ

【読書】司馬遼太郎の幕末小説を読むとやる気がみなぎってくるので一度は読んでみるべき!

司馬遼太郎の本が大好きです。

特に竜馬がゆく、世に棲む日日、最後の将軍など、幕末を描いた作品が好き。

世の、特に男性は一度は読んでほしいですね。

 

とにかく『読みやすい』

司馬遼太郎の小説一番の特徴は、とにかく読みやすいこと。

 

比較的現代の言葉遣いに近く書かれており、登場人物のセリフにも角ばったところがありません。

 

いわゆる『歴史小説』を読む時の固さみたいなのがないのです。

 

なので非常に読みやすいです。中学生くらいでも十分読めるのではないでしょうか。

 

生き生きとした登場人物たち

司馬遼太郎に出てくる登場人物は生き生きとしています。

 

身近に感じる親近感がある、みたいな感じでしょうか。

 

歴史上の人物というと、実際に見たことのある人というのはほとんどなく、想像上の存在に近いと思います。

 

なのでちょっと近寄りがたいというか、すごい人なんだろうなーという先入観があって共感が生まれにくいことが多いです。

 

しかし司馬遼太郎の書く人物は、なんだか知り合いにいてもおかしくないくらいの親近感を持つことができます。歴史上の人物のようなかしこまった感じがなく、自然体で書いているからだと思います。

 

 坂本竜馬が何もすることがなくボーっとしながら、何か起こらないかを期待している描写なんかは、すぐそこに竜馬がいそうな感じですね。

 

皆、若い時に日本の命運を背負っていた

 幕末は激動の時代です。欧米から開国通商を迫られながらも植民地化を虎視眈々と狙われ、圧倒的な軍事力の差に対抗する力は、200年以上に及ぶ徳川幕府政権にはありません。

 

ならば自分たちが戦う、と、当時20歳そこそこの若き青年たちが奮い立ち、藩(当時でいえば小国家のようなもの)を動かし外国と徹底抗戦をしながら、幕府(世界政府のようなもの)を倒すために、普段いがみ合っている他藩と協力して倒幕を成し遂げる。

 

そのスケールの大きさに圧倒されます。そしてその熱意にも。

 

彼らは先ほども言いましたが、10代から20代そこそこの若者です。現代で言えば大学に行ってるくらい。

 

その若者たちの熱意がすごい。

 

理想の国を掲げ、それを自分たちが作るんだという圧倒的な当事者意識があります。

 

死をもいとわず信念に従って行動し、そして多くの志士たちは若くして亡くなっています。

 

竜馬がゆくの坂本竜馬も31歳で亡くなったそうです。

 

 

 

今の自分よりも若いんだぜ

 幕末の中心人物となった人物たちは、だいたい今の自分よりも若いです。

 

そんな人たちが良い世の中を作るために、命を投げ出し奮闘します。

 

時の徳川征夷大将軍を自分たちの思想のために動かしたり、声をかけるなどもってのほかの時代に街中堂々と声をかけたりもします。

 

やる事が破天荒過ぎますね。

 

 

 

そんな彼らの行動や思想を、読みやすく分かりやすくしながらも、圧倒的な臨場感をもって訴えかけてくるような文章が、司馬遼太郎の作品にはあるのです。

 

歴史上の人物の、”人”としての一面が見れる

幕末の小説が特に好きな理由として、現代に近い時代の出来事だということです。

 

江戸幕府が終わり、明治時代がやってくるのは1868年。今からたったの150年前です。

 

歴史というにはかなり近い時代の出来事に感じます。

 

なので、その時代に登場する人物の人となりというのが、けっこう正確に伝えられていたりするのです。

 

例えば徳川最後の将軍である徳川慶喜のことなど、学校で習うのはただ単に最後の将軍だったということくらい。大政奉還をした人くらいでしょう。

 

ですが司馬遼太郎の小説では、将軍を退いた後の彼の暮らしや性格、やったことなどを細かく記述しています。

 

そのような情報に触れることで、歴史上の人物としてではなく、一人の人としての彼を想像することができるのです。

 

これはものすごくおすすめです。

歴史に関する自分の考えが一変しました。

 

 

 

自分の現状を見直すための刺激になる

司馬遼太郎の作品は、ドラマチックな幕末をよりドラマチックに、しかも読みやすくしてくれています。

 

読み進めていくたびに志士たちの生き様を目の当たりにします。

 

自分よりももっと若い人物が、何かのために一生懸命仕事をする。命を燃やして生きている。

 

その過去の事実を突きつけられ、自分を見返さざるを得ません。

 

自分は本当に一生懸命生きているのか?

一度しかない人生を、惰性で生きていないか?

 

と。

 

自分を見返し、自分に喝を入れる良い機会になります。

 

若い人にこそ読んでほしい

ここまで書いてきましたが、司馬遼太郎の小説は、とても読みやすく頭にスッと入ってくる文章で、誰でも読めるものだと思います。

 

サラリーマンである自分が読むにも考えさせられるところがあってお勧めですが、高校生や大学生などのもっと若い世代にも是非読んでほしいと思います。

 

たった百数十年前に実際に生きていた若者たちの生き様を知ることで、自分の人生について早いうちから考える良いきっかけになる作品だと思うからです。

 

私が読んだのは社会人になってからですが、もっと早く読んでおけばよかったと強く思いました。

 

まだ読んだことのない方は是非トライしてみてください。

 

 

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